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佐賀城にて「on the ground」「water silence」「百年海図巻」展示
11月23日(金)〜12月2日(日)まで、佐賀城 本丸歴史館にて、
インスタレーション作品「on the ground」「water silence」「百年海図巻」が展示されます。
お近くの方は是非いらしてください。


第2回 コミニカ展 『SUPER RELAX』

期間:平成24年11月23日(金)〜12月2日(日) 
時間:9:30-18:00
場所:佐賀県立 佐賀城 本丸歴史館
入場:無料

主催:チームコミニカ/共催:佐賀県/特別協賛:ガージュ(gage)/協力:竹下製菓/後援:佐賀城本丸歴史館


展示作品・作家プロフィール 
http://www.cominica.jp/con/02/index.html

地図
http://www.cominica.jp/con/03/index.html

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「on the ground」

現代の私たちの生活は、数多くの「見えないもの、聞こえないもの」に囲まれて生活をしている。
wifiや携帯の電波、紫外線や赤外線、そしてまた、昨年の3.11以降、
大きく問題になっている放射線など「見えないもの、聞こえないもの」に
日常的に取り囲まれれているにもかかわらず、我々はほとんどそれらを知覚することはできない。
このサウンドインスタレーションではそれら「見えないもの、聞こえないもの」を視覚化、聴覚化し、
直感的に体感してもらう試みです。

発案、コンセプト:高橋英明(www.aiding.jp/mjuc)
サウンド制作:高橋英明、UweHaas
オブジェ制作:高橋英明、穴井佑樹(team-lab)
センサープログラミング:穴井佑樹

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「water silence」

滝、雨、雲、海、霧、水蒸気  ーーー
この世でもっともありふれた存在でありながら、刻々と姿を変え、隠れ、浮かび、溶け合い、
循環している水のことを、私たちはどれくらい知っているでしょう?
20世紀型の大量生産、大量消費の時代が終わりつつある今、21世紀は水の時代ともいわれています。
水を見つめる事が、次の時代を考える入り口となり、未来を考えるための窓となるのではないかと、
身近な水をモチーフとしながら、改めて世界を見つめようと試みたのが <water silence>です。

この<water silence>では、当たり前に存在すると思っている水を改めて観察し、
写真と映像を混在させた視覚へ転換する中で、肉眼では捉えきれなかった無限な水の層を、
時の流れとともに抽出しています。同時に、フィールドレコーディングされた水の音源をもとに、
人の聴覚では認識が難しい周波数の音を増幅し、原初の記憶を辿る根源的な音空間を創出します。
水が刻々と姿を変えるように、写真・映像・音が、境界線を越えて行き来することで、
水の持つ既成概念から解き放たれ、多層的な漂いの世界を表出し、
子宮という原初の海を体験した我々の無意識の記憶へと問いかけます。

写真家:GOTO AKI
音楽家:高橋英明

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「百年海図巻」( 第14回文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦作品 )

『百年海図巻アニメーションのジオラマ』は、次世紀まで上映し続ける『百年海図巻』を、
体感可能な時間にまで縮め、より直感的に体験できるよう演出したインスタレーションです。
日本の古典絵画に見られる先人達の空間認識を探りながら再構築された映像が、
映像の中の世界と自分がいる世界が曖昧で表裏一体の空間を創り出し、
上昇する海面が鑑賞者を飲み込んでいきます。
海面が上昇していくという問題を身近な問題として体感してもらえれば、と僕らは考えています。
http://www.team-lab.net/portfolio/100yearssea-2.html

制作:チームラボ
音楽:高橋英明

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by aiding | 2012-11-22 14:22 | installation
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